香港・深セン旅行 その3(深セン散策~Seeed Studio編)
2016年4月3日 / 日記
3日目は深センの電気街散策と,Seeedに行くまでです.
Seeed訪問の内容は長くなりそうだったので別記事に分割しました.
Seeed見学訪問が実現した経緯は「香港・深セン旅行 その0」に書いたので割愛しておきます.
Seeedとは
Seeed Studioは,特にハードウェアのメイカーをサポートしている会社で,自社モジュール(Groveなど)を販売していたり,メイカーのハードウェアのプロトタイプング,時には販売までをサポートしています.
ここでいうメイカーは個人やハードウェアスタートアップなどのことで,例えば,プラスチックの加工,プリント基板製造(Fusion PCB),部品のアセンブリといったサービスを提供していいます.
「メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。」という書籍が詳しいです.
向かう前に...
訪問は午後からだったので,ホテルで朝食を済ませて華強北を少し散策してから向かうことにしました.
朝食
バイキング形式です.
宿泊客は欧米の顔立ちの方が多かったですね.
仕事で来ているのかプライベートで来ているのかは分かりません.
ホテルの朝食も美味しかったです.深センのご飯はどこも美味しいですね.
ちなみに,写真に写ってるサラダ,いくつかは本来ラーメンに盛り付ける野菜だったらしい...
生で食べる用の野菜とは別のところに置いてあったし,盛りつけてる時に何か変だなとは思ったんですけどね.
料理してる人が不思議そうな顔をしていて,後で気付きましたw
ドレッシングが美味しかったので,フツーに美味しく頂けましたが...
朝食中,スクリーンにテレビ(と思われる)が映し出させれていたのですが,
実写版ヒカルの碁OPの話題が出てましたw
(実写版は台灣で作られた個人制作の動画らしい)
ちょうどAlphaGoの試合があって世界がその話題で持ち切りだった日で,もしやそれ関連か?と思いながら,いや関係ないよな...と...
偶然だったのかな?
華強北のラジオ会館
電子部品店の開店時間の多くは10:00からだったようで,ちょっとホテルを早く出過ぎたので露店散策してました.
U盤って,Ultra High Speedのことだと思うんだけどもこの値段はちょっと怪しい...
「華強北電子世界」の隣りにある,「深圳赛格电子市场(賽格電子市場)」に寄ってみました.
中は「華強北電子世界」とほぼ同じ雰囲気で,ラジオ会館の規模を大きくして4~5倍ぐらい濃くした感じでしょうか.
TOSHIBA,SanDiskの正規代理店っぽいものを発見.
露店とは違う,日本で買うような値段でSDカードがちゃんと売ってましたw
某フロアには,PCのCPU,マザボ,グラボ,PCケース,周辺機器などPCパーツ屋や家電メーカーが入ってました. ツクモやドスパラのように1店舗でいろんな商品を扱ってるわけではないようです.
PCパーツ類は世界的に値段が画一されてると思うので,深センだから特別安く入手できるということは無いと思います(未確認).
アメリカでもそうでしたが,日本メーカーでこういう海外でガッツリ並んでるのはやはりと言うかカメラのCanon,Nikon,そしてSONY.
SDカードは流石に東芝もありましたね.
家電系はサラッとしか見てないので,よくみると日本メーカーもあったのだと思いますが,中国メーカーと韓国メーカーが多かった印象を受けました.
買い物
名だたる半導体メーカーが沢山書いてあるこの店でシフトレジスタ(74HC595)を沢山買ってみようと,深セン風の電子部品購入に挑戦.
(Avagoだけ分からず.昨年Broadcomを買収したってのはニュースでみたような?)
試しに500個欲しいと提示すると,PCに向かって誰かと問い合わせてるような感じのチャットのやりとりの後,単価1元切るぐらい(レート次第ですが20円弱)と提示されました.日本で買う半額ぐらいですかね.
部品が出てくるまでの待ち時間が長く(手元に在庫なかった?),Seeedに行くのに遅れそうだったので諦めました.実際500個も何に使うんだって話なんですけど.
秋月で買うと1万円以上するんだよね~とか言いながら,友人はチップLEDの4000個セットを買ってました.
(日本で買うのに比べて1/4の値段ぐらいだったかな?)
海外の人とやり取りが多いからか英語は少し通じましたが,お互い十分に意思疎通できる感じではありませんでしたね.
目の前に並んでるモノをいくつ欲しい,とやり取りするのはOKですが,最初は,中国語の分かる人か深センでの買い物に慣れてる人と一緒に来るべきなのかもしれません.
Seeedへ
留仙洞駅
Seeed Studioは深センの「留仙洞駅」に位置し,華強北からだと電車で1時間ぐらいかかります.
ちょっと遠いです.
駅からSeeedへの道順はSeeedのサイトに詳しく書いてあります.
昼食
ちょっと時間に余裕があったので昼食をとることに.
中国での食事は「信頼できるお店で」と注意を受けていながら,同じ建物がこんな感じでちょっと大丈夫かな?とか思いながら,選択肢がなく...
でも,やっぱり味は良かったです.これで250円ぐらいなのですから大満足です.
食べ終わり,いざSeeedへ
Seeedへ
敷地内に入る前に,Seeedのページにある案内のようにゲートがあるのですが,そこで警備員の方に呼び止められて焦りました...
こちらもSeeedに行くんだという意思表示をしながら,しかし相手が何言ってるのか分からず...
案内には
“Walk along the road until you arrive at No. 32. Turn left and walk up the ramp. If the security guard stops you, please call us (Tel: +86 755 36534826).”
と書いてあったのですが,
誰もSIMを挿してないので電話が使えないw
(ポケットwi-fiでインターネットは使える)
WeChatで高須さんとSeeedの方に連絡すると,そこは何もチェックしてないからスルーして通っていいよと言われ,
なんかよく分からないけど,なぜか次は無事通過することが出来ました(謎)
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