香港・深セン旅行 その4(Seeed Studio訪問編)
トラブルがありながらもSeeedに辿り着きました(前回記事参照).
Seeed社内見学の後,社員の方と軽くお話しをしてきました.
プロジェクトについて,Seeedが作っているモジュールについて,教育について,日本での電子工作の流行度合いについてなどなど.
(Seeedの方曰く)猫耳のtksさんの紹介でSeeed見学が実現したわけですが,ただ見学しに行くだけじゃ勿体無いよな~と思い,自分の作品(手乗り千本桜)を実際に持って行って量産する場合についてなんかもお話ししてきました.
年末に持ち運べるもの作っておいて良かった(`・ω・´)
ちなみに,「自分の作品を持っていくと良い」という助言が高須さんの本に書いてあったのもあったからです.
Seeed 設備見学
どこでも写真OKだよって許可頂いたのですが,NDAとかも締結できるみたいだけど大丈夫なのかな?
こちらとしては嬉しい限りだけども気にする業者は気にしそう.
階段などで慌ただしく各種装置の出し入れをやってたのですが,どうやら行った日の翌週に,「工場が小さくなったから広いスペースに引っ越す」らしく,その作業中とのことでした.
きっと,今回撮った一部の光景は翌週には様変わりしているんでしょうね.
「MAKER BUSINESS PYRAMID」
廊下には,メイカービジネスピラミッドが描かれてました.「Seeedはこれらメイカービジネスをサポートします」という意味が込められているらしい.
自分の場合は0.1~1の間ってところですかね.
いつか何かを頒布してみたいですね.もちろん,それは意味無く作ったものを単純に量産して頒布するのではなく,明確な「頒布する意義」を持ったうえで,そうしたいという意味です.(今は頒布するまでの意義を持ち合わせてなかったり.いや,ちょっと考えはあるんだけども.)
アセンブリ工場(機械実装)
社内の某フロアは組立工場となってました.
機械実装用のチップマウンタ,リフロー炉などが並んでるレーンがあったりしました.
大学の頃にアルバイトで,電子機器設計というか,基板のアートワークをやったり,部品実装の依頼してたことがあるのですが,実は現場を見るのは初めてでした.
現場でどのような工程があるのかイメージができず,部品の配置や,どのように頼めば実装時に楽なのか,といったことが分からず悩んでたことがあります.本などで勉強することはありましたが,どうしても実感湧かないんですよね.
電子工作をする身として,大学の研究では完全に実験屋だった身として,やっぱり現場で製造しているところを直接見て,製造者と話しをして設計を進めていくとお互い仕事進めやすそうだなと心底思いました.といってもSeeedでは製造作業者と打ち合わせしたわけではないので,あの空気感で感じ取った限りでの話しです.
手はんだ,人力実装
御膳房(キッチン)と書かれた部屋は,人が部品を1つ1つ実装していく「手はんだ」でアセンブリしていく部屋でした.
ハードウェアエンジニアのフロア
回路設計,アートワークなどをしているスタッフが同フロアに固まっていました.PCでデータシートとか見ながら黙々と,でも固くない雰囲気で仕事されていました.
どうでもいい話ですが部屋の照明がちょっと暗かったです.
機械工作室
社内にはプロトタイピングができる工作室があり,専属のメカエンジニアの方にレクチャーを受けた人ならどの工具も自由に使っていいそうです.
大学のサークルみたいですね.
依頼されたプロトタイピングや小ロットの製品もこちらで作るそうです.
Seeedに訪れて短期間で試作を高速で繰り返し,アセンブリ工程依頼までもっていく,という事もできるそうです.
設備は3Dプリンタ,レーザー加工機,フライス,旋盤,真空成形機など一通り揃っていました.
スバラシ...
(こんなところに居たらずっと遊んでそう)
社員とのお話し
案内していただいたNanaさん,HWアプリケーションエンジニア,教育向けマーケティング担当,日本販促担当といった方とお話してきました.
トピックごとに書いていきます.
作品を持っていくこと,伝えておくこと
何か作っている人であれば,絶対に作品を伝えるべきです.
webに公開している資料,もっといえば直接持参できるとベストです.
相手もMakerなので話が盛り上がります.
自分の場合はSeeedに来る前に自己紹介としてこのサイトとYoutubeのリストを伝えておきました.
それに加えて,手で持っていける「手乗り千本桜」を持参しました.
Seeedの方々は「面白い」「凄い」と言ってくれて,素直に嬉しかったですね.
意外にも特に評価が高かったのはwood strand beest.
日本でいままで一般ウケが良かったのはネクタイだったんですけど,Seeedではどうやらエレキな作品よりもメカの方がウケが良いようです.確かにオリジナリティの出しやさと,作るのが少々厄介なのは後者ではありますが.
ちなみに,Seeedの方々がfacebook,YoutubeやTwitterを見るときはVPN通して見ているそうです.
Seeedで量産化する場合
手乗り千本桜を量産化する場合について話しました.
これの作り方は単純で,アクリル板と基板をカッティングし,基板にはチップLEDのハンダ付けし,あとは各種組立と,その他簡単な配線を行えばOKです.
見栄えを良くするために別途若干塗装工程もありますが,予め塗装不要の色の素材を使用すれば,この工程は省くことができます.
バラすとこんな感じです.
実際,Seeedの方にも「パーツが平面的で単純,複雑な形状もないから量産化しやすいモノだ」という評価を頂きました.パーツだけの状態で売って,購入者に組立をまかせるというプラモデル形式でもウケが良いだろう,という評価も頂きました.ある程度意図したとおりでしたが,改めてそう言われると嬉しいものです.
さて,いくらぐらいするのか聞いてみると,加工して部品作成の段階までで1個あたり数百円~100円ぐらい?(初期ロット,序盤)で,2000円(100元)はしないだろうとの見積もり.
内訳としては,ざっくりと,このぐらいのパーツサイズでこのサイズならアクリルのカット(レーザー加工)は数百円だろうという見積もりでした.表裏,上下,左右,それぞれ同じ形状で繰り返しになってるのですが,このようなパターンはコスト減できる要素だそうです.
回路部分は,大量に作れば作るほど安くなるといったところでしょうか.周囲でFusion PCBを利用してる人の話を聞く限り,たしかに急がなければかなり安いみたいですね.
材料費含めても,~3000円ってところでしょうか.
なんと材料調達も任せることができるそうです.
この時はアバウトなコスト計算しかしませんでしたが,図面を渡して何度かメールなどでやり取りすればもっと正確な見積もりがだせるとのことでした.
メールで~と書きましたが,Seeedに製造依頼する場合のほとんどがメールだけで進んでいくようです.face to faceでの打ち合わせはほぼ必須なのかと思っていたのですが,そんなこともないとのことでちょっと意外でした.
もちろん,ごく一部の方は,Seeedに直接訪れて打ち合わせをするとのことです(本当に少数だそうですが).その場合,その場でプロトタイピングしたり,マシンタイムが許せばさきほどの工作室で直ぐに試作してくれるなど,かなり柔軟に対応してもらえるそうです.
というわけで,「手乗り千本桜」を量産する場合は材料費と加工費込で~3000円程度,材料調達はお任せ可,詳細はメールでやり取りする形式でOK,設計図さえ渡せば量産した時の見積もりが可能ということがわかりました.さらに,直接Seeedに出向けば,場合によっては高速で試作することも可能ということがわかりました.
ものを作った時点でレシピはわかっているはずです.
極端に言えば,今やそのレシピをSeeedに渡してメールをするだけで量産が可能なのです.
試してみる価値,大アリです.
メイカーズムーブメントってやつですかね.
社会人の拘束時間長い(寮から通勤片道2時間って長すぎ)...学生のうちって本当に時間を自由に使えたんだな
ただ,量産する意義について一度考える必要がある気がします.
少なくとも,今までの自分の作品にはそれぞれ作った意味や思いがあります.
一品物だからこその価値,量産によって生じる価値と失われる価値...
長くなりそうなので,それはまた別の機会で.
HWアプリケーションエンジニア
Seeedには,超スピードでモノを作って「Seeed製品はこんな風に使えますよ」っていうレシピを作っていく職仕事があるそうです.1作品/週ぐらいのペースで作るんだとか.
例えば,スマートフォンから操作できるLED Stripsを使ったツリー用電飾のレシピが公開されています.
今回はこのツリーを作ったLeeさんという方にお話しすることができ,Leeさん作の,2~3日で作ったというサッカーゲームの自動点数カウンタを見せてもらいました.
(Houstonのハッカースペースにもこのサッカーゲーム置いてあったなぁ.Geekな人達は皆好きなのかなw)
それにしても週1個作るってペースが早いですね.ずっと工作していれるなんて楽しそう!と思う反面,ネタが尽きそうですが^^;
プライベートで作った作品に込めてあるLeeさんの個人的な「思い」みたいなものに興味があって,私的な作品は作ったことあるか尋ねてみたのですが,仕事以外で過去も今もこのような制作プロジェクトを持っていないとのことでした.これだけのスピードで色々なものを作っているにも関わらず,個人的な制作物が無いことには驚きでした.
仕事の方で忙しいのか,仕事で十分に電子工作している時間が長いからあえてプライベートでは別なことをやっているのか.「作る」という行為の意味が自分とはちょっと違うのかもしれません.(自分の場合は電子工作系を研究・仕事にしてこなかったので,必然的に私的なモノが大半なんですけど)
世界での電子工作教育
電子工作(Seeed製品:Groveなど)を教育向けにマーケティングしているスタッフの方と,Seeed製品の日本の代理店(秋月電子・マルツなど)とやり取りをしているスタッフともお話しをすることができました.前者は英語OK,後者は日本語も話せるスタッフでした.
日本にももっと販路を広げてみたいのだけども日本の状況はどうなの?といった質問をいくつか頂きましたのでやりとりをいくつか紹介しておきます.
英語の会話も多かったので,意味を取り違えたり伝え間違えているかもしれません.以下の分には間違いがある可能性をご了承を.
Q: (過去の作品を見て)それらの作品を大学側は認知しているのか?
A: 一部の教員は知っているが基本的に大学側には認知されていない.ただの趣味,サークル活動.
ここでもストランドビーストが凄いと好評だったわけなのですが,そんな凄い作品を大学(教員)側は知らないのか?大学側はそういう活動に金銭的援助や活動を推進するようなことはやっていないのか,という質問です.
サークルとして,大学から若干の活動資金を頂いてるので金銭的援助があるといえばあるんですが,作品そのものは関係ないと思います.
そもそも学内で自分からアピールしてたわけじゃないので認知されていないのは当然なんですが,認知されたとしても多少興味を持つ教員はいらっしゃるとは思いますがそこまで高い評価はないでしょうね.「そういうの作ってるんだ,面白いね,変わってるね」みたいな感想がくる程度ではないかなと.
殆どの場合,先生方の研究に直結する話題でもないですし,新たな研究テーマになるわけでもない.別に難しい理論や技術を使っるわけでもないのでちょっと工作の技術を持ってる学生が何かやってる,という程度の認識ではないでしょうか.
また,残念ながらそういう工作技術を大学生に身につけさせようという意識を大学はもっていないように感じます(少なくとも自分が学生生活をやってきた中では)※.緻密な計算の上で設計したモノでもありませんし,こんなの枯れた技術の集合でしかないですし技術的な凄さや新規性は無いんですよね.「そりゃ,できて当たり前じゃん?」って.電気系出身なので機械系の専攻はわかりませんけど.
※一部の専攻では某教員の働きかけで,こういう制作に近いラピッドプロトタイピングのプロジェクトを行う演習に取り入れ始めています.
なので,大学からの援助とかそういったことは期待していなくて,大学側に認めてもらおうとかアピールしようとかそういうことはやってきませんでした.大学側が認めてくれて推進してくれるならそれはそれで喜ばしいんですが,サークル活動,同人活動ぐらいの規模感,閉鎖感で満足していた,というのが正直なところです.
Q: 高校・大学等の大学では授業として電子工作系制作プロジェクトを組込んでいる,日本はどうなっているのか.
A: 基本的には無い.一部の高専/専門学校や担当教員が好きな場合はやっていると思う.
一部のヨーロッパの地域(ドイツやスペイン)では,(高校だったかな?)卒業要件としてArduinoのプロジェクトを課し始めているそうで,日本はそういう授業あるのか?という質問です.どこが授業カリキュラムの実権を握ってるのか,政府?学校?といった質問も追加でありました.
アメリカ留学中,バングラデシュ出身の博士課程のチューターも,「大学の4年間でそういったプロジェクトを課せられてて,そのプロジェクトに必要な授業を自ら選択して受講していくという教育だった」と言ってたので,この話は驚くというよりは,幾つかの国/地域/学校ではそういう流れがあるのだな,という思った程度です.
日本は,全国の学校でどのような状況かは把握していませんが概ね回答の通りかな,と思います.中学校で技術の時間でハンダゴテ握る学校もあるそうですが,技術の先生次第(自分は木工が主だったので握りませんでした).カリキュラムで授業時間が確保されていない以上,本格的に授業に取り入れることは難しいでしょう.
カリキュラムの策定は文部科学省なので,政府と答えておきました.学校側の裁量もある程度あるけど,文部科学省が断言しないかぎり日本全体で授業に組込まれる流れにはならない,できないと思う,という感じで.
でも実際に取り入れるのは難しいだろうな,思ったり.
皆が違う物を作る,それぞれ違う壁にぶち当たるという授業は評価やサポートが大変すぎる.日本の教員は現状でも忙殺されてるのに.
プロジェクトを通して学ぶことは多いと思うので個人的には推奨したいんですけどね.
日本,置いて行かれるんじゃないの?という気もしてきます.
と思いながら,様々な物事に興味・関心をもつ意味では確かに電子工作は良いんですけど,そこに純粋に数学力つけてる方が応用の幅は広いのかもしれない,と思うのも事実です.
誰しもが工作に従事するわけでもないですし.
これまでの人生,数学のできる方々の深く理解出来てる人の理解の速さや応用力はいつも圧倒されますし,自分の数学力のなさに限界や壁を感じることが多くあるんですよね.
補足まで,この質問の意図はGroveなどのモジュールを教育用に使って欲しい(売りたい)から情報が欲しいという趣旨も含まれていました.
逆に言えば,Seeedは世界中のDIY系教育に関する情報を持っている(集めている),ということです.
ちなみに教育用にGroveを購入しているのは欧米がメインで,アジアまだは活発ではないらしい.(やはりモノが必要になるのでコスト的な問題かな?)
Q: 日本への販路拡大も考えている.もし大学や地域での繋がりがあれば紹介して欲しい.
A: 札幌の梅沢無線電機を紹介.
秋月電子やマルツなど関東圏は徐々にSeeed製品(Grove)を置いてもらったりしているが,北海道は繋がりがないとのこと.
札幌の電子工作好きの人なら一度はお世話になっているであろう,梅澤無線電機を紹介しておきました(梅澤無線電機の方にSeeedを紹介するという形で).
販売店の他に,サークルや諸団体なども聞かれました.
もしその団体がGrove製品を使ってwebに使ったことを宣伝してくれたりレシピを公開してくれたら,Seeed社はサンプル部品を提供したりスポンサーになれます(検討します)ので連絡下さいとのことでした.
とても良い事を聞きました(・∀・)
資金が潤沢ではない全国の電子工作/ロボットサークルはSeeed製品を使って,世界中にそれを宣伝しよう!w
Q: 正直な所,Groveのことをどう思う?日本だと部品単体のほうが人気あるのか?
A: (個人的な見解だが)教育用やプロトタイピングには向いているが,組込み向けではない.
日本だとGroveのようなモジュール部品は人気がないのではないか,という意図でしょうか.
かなり個人的な話にですが,モジュールを使う機会は少ないです.
制作物においては,要素技術はもちろんですが,ディティールやケース(外見)の優先度が高くその中に部品を組込むことを考えるので,サイズが大きかったり,無駄に配線がある状態といった最適な設計ではなくなるモジュールは選択肢から外れることが多々あります.(とかいいながらチープなDIPのマイコン使ってたりしますけどw)
動作確認,ケースが大きかったり,メンテナンス性,速く作らないといけない場面ではモジュールも大歓迎ですが.
逆に,自分が作れないぐらい小さく凝縮されているモジュールなら欲しい,と伝えると,Rephoneを紹介してくれました.
コレは面白いですね.
小学生の頃,お菓子の箱で携帯電話のような形を作り,ペンでボタンや画面を描いて遊んでいたことを,ふと思い出しました.そんなガワでも,機能する携帯電話を個人で自作できる時代なんだなーと驚きや感動がありました.
Rephone,遊んでみたい.
Seeed見学を終えて
最後にMaker Fiare Shenzhenのステッカーをもらって帰りました.
以下,全体を通した感想など.
全体まとめ
今回,高須さんをはじめとして色々な方との繋がりで,この見学が実現し,お仕事中にも関わらず快く引き受けて下さったSeeedに改めて感謝です.ただの旅行じゃ絶対に味わえない貴重な経験ができました.
Seeedは,会社ではあるのですが大学のサークルのようなフランクさもあったり,そもそも働いてる方々がMakerなので話が通じるところがあったり,会社員と話しているというような感覚はほとんどなく,皆とても話しやすかったです.(でも,もう少し自分の言いたいことを英語でスパっと言えれば意思疎スムーズだったよなぁ...精進せねば...なんていつも言葉にはするのに行動してない,口だけな自分)
高須さんの本にあるアドバイスの通り,事前に自己紹介として今までに作ってきたモノを紹介したり,作ったモノの実物を持って行ったりすると,そこから話が広がるしお互い当事者意識も持てて会話が弾みました.
これはお互いがMakerだからこそなのかもしれません.
現地のハッカースペースに出向いたりMaker Faireのようなイベントに行くなら海外でこのような話題もできるのかもしれませんが,ただ観光目的で海外に行くだけではこういった人脈や感想を持ち帰ることはできないのだと思います.
設備見学は,引越が控えているということで,もしかしたら今の状態を見れるのは,あの時が最後だったのかもしれません.近々また一段と広くなってるのでしょうけどそれはそれで観てみたいですね.
大学やサッポロオープンラボの活動でプログラミングや電子工作の教育系にも少しだけ関わってたり,それに携わってる知り合いがいることもあり,自分にとってそれらの話題の会話は非常に濃いものでした.
NHKで厚切りジェイソンのプログラミング番組が放送されたことが話題になりましたが,その番組1つでさえ話題になる程度.日本は,関心の高い人は大勢いるけど,広く一般的には,公的には,実質的な動きはまだないように思えます(自分のアンテナ感度が悪いだけかも?).世界が何に力を入れているのか,どのような流れがあるのか,情報源はwebの記事ぐらいで,日本にいるとなかなか情報が手に入りません.生の情報として得られるのは直接行って話してならではですね.
この先
勇気を出して(?w),Seeedを活用してモノを作る(量産する)というフェーズに踏み込んでみようかなと思いました.
個人規模で,そこまで高く値段で,それなりの量産ができる時代が来たというのは,言葉としてはよく目にするし耳にします.そんな時代です.利益目的じゃなくても,今の段階で手段としてでも,知っておくこと,経験しておくこと,そして必要なときに活用できるようにしておく.そんな姿勢で量産に挑戦し,一品物しか作れない現状から脱却してみるのも良いかなと.
(利益目的となると安全面の設計とか途端に大変になりますし,まずは小規模スタートで.)
単純にSeeedとの繋がりもできたので,メールする敷居がぐっと下がったっていうのもありますがw
(やっぱりface to faceの会話って大事なんですよね)
まぁ,その前に社会人1年生として,新生活の方をうまくこなすことが最優先ですね^^;
最後は帰路とまとめの記事を書きます.
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