香港・深セン旅行 その2(香港~深セン編)
2016年4月3日 / 日記
2日目の朝に香港で朝粥を食べた後, 深センへと移動し華強北電気街と周辺地域を散策をしました.
恐らく深センは生涯何度か訪れるだろうという予想のもと,色んな所を広く浅く見ることを重視して散策してました.
香港~深セン
香港から深センに入るには,幾つかの手段があるらしいのですが今回は電車を使いました.
友人が先導してくれたので行き方とかあんまり覚えていませんw
入国審査含めて2時間程度だった気がします.
GFWとインターネット
深センに入ると,例の金盾(GFW)が立ちはだかります.Googleサービスその他諸々が使えなくなります.
また,香港用のポケットwi-fiから中国(大陸)用のポケットwi-fiに切り替える必要があります.ただ,地下鉄のせいか,中国(大陸)用のポケットwi-fiの電波が通じず,”3″のSIMを買った友人がインターネットを使おうにも,ローミングが効かなかったのかプリペイドが切れてしまったのか,通信できませんでした.(そんな容量無かったはずなんだけどな?)
深センについて早々,GFW以前に一切の通信すらできないとは^^;
※後で,「中国聯通」だと香港でも大陸でも使えるという情報をもらいました
深センの地下鉄用ICカード「深圳通」
入国審査の直後に深センの地下鉄を利用することになるため,八達通(Octopus)は使えません.新たに深セン用のカードを買う必要があります.
とりあえずインフォメーションに居る駅員さんに聞けばいいのかなと思い行ってみる英語が全く通じない.香港との境目にある駅のインフォメーションなのに...
そもそもICカードの名前も分からないし,インターネットも使えないので調べることも出来ない.
幸いにも地球の歩き方に載ってたので写真を指差しながら,どこで購入できるか聞くことが出来ました.カード発行機は地下鉄の改札に降りる階段降りてすぐ右手にありました.
ちなみにICカードの名前は「深圳通」と言います.
カードの発行にかかる費用(約50元)にプリペイド(100元-カード料金)がもともと入ってるタイプと,八達通と深圳通が一緒になったタイプのカード(100元)がありました.後者は後でプリペイドをチャージしないといけません.料金は1回あたり数元なので,50元も入ってれば暫く使えます.
何となく見た目がかっこよかったので,八達通と深圳通が一緒になったタイプのを買ってみました.
できることなら香港でこの一緒になってるタイプのカードを買うのが良いと思います.
地下鉄での手荷物検査
事前に友人から聞いていたのですが,地下鉄の改札を通る手前で手荷物のX線検査(?)があります.
毎回手荷物をその機械に通さないといけないので,やや面倒です.
(身につけてるものは検査なし)
通勤/帰宅ラッシュになると,この検査の列ができるという事態が発生します.その分,電車内の混み具合はある程度制限されるんでしょうけどね.
日本の首都圏でやったら大変なことになるんだろうなぁw
検査機の写真撮るのを忘れました.
ホテル
電気街の直ぐ近くで,トイレは水洗,朝食バイキング付き,ベッド3つの部屋で,2泊して5000円/人ぐらい.フロントでは英語が通じます(重要).
チャイナクオリティっぽいところもありましたが,特に不満もなく過ごせる良いホテルでした.しいて言えば,ユニットバスみたくなっててシャワーとトイレが隣にあり,仕切りがついているのですが,水がその仕切り越えてトイレ側も少し水浸しになるという程度.(そういえば,香港のホテルはシャワーに不具合がありました.)
深セン散策 1日目
ホテルを出てすぐに,
なんていう乗り物か知らないけど,アレ載ってる子供を発見.
店には模倣品と思われる色んな種類のアレが置いてあったり.
日本だとOculusとかGear VRとかViveとかPS VRぐらいしか聞きませんが,何か色々置いてありましたよ...
300円ぐらいで,そこそこガッツリ食べれる.本場の中華は油っこかったり,激辛なのとか想像してたんですけど,普通においしかったですね.
巨大な文房具・雑貨屋「笋岗文具玩具批发市场」
モノづくりも絡んで物流の中継点にもなっているせいか,何でも手に入る(らしい)深セン.
電子部品屋以外にも,何やら雑貨屋も面白いと聞いたので行ってみることにしました.
中は,沢山の商店が入っていて,各店が,文具,ぬいぐるみ,玩具,箱,レーザーなど特化した専門店になっています.商店街のビル版というか,以前のラジオ会館みたい感じとでもいいますか.
といっても取り扱いのジャンルは決まってても,店ごとに特色があるってわけではなく,複数の店舗で同じ商品が並んでたりしました.例えるなら,秋葉原のガジェット屋みたい感じですね.
(どっかに卸業者がいるのでしょうね)
この旅行のつい1週間ぐらい前に全く別の経緯で深センに行っていたらしい,筑波大の某友人から,この文具屋を紹介してもらったのですが,その某友人がこの鶏を爆買いしてて,ついノリで買ってしまいました.1羽10元.
つかれたねる pic.twitter.com/3Z68U7eX5T
— a-Z:MaX (@_azlab) 2016年3月2日
友人が捕獲した鶏ら.(※彼のツイートを遡るとこの鶏らの行く末を知ることが出来ます)
新品価格 |
シャウティングチキンって言うらしいです.
詳細は後で知ったんですが,「嵐にしやがれ」とかいう番組でも出てたみたいですね.
なかなか個性的な発声をするので,立ち寄った際には是非買ってみると良いと思います.
文具屋で買ったもの
面白いものは沢山あったのですが,この文具屋の建物で買ったのは,鶏と箱とレーザーぐらいですね.
箱は,ちょっと古くさい宝箱っぽい小物入れ(そういえば,写真取ってない).
aike さんが2万年オルゴールに使っていたような箱.1個持っておくと何かに使えそう,と思って.
1個23元と言われ,「5個で100元だよ!」と何度か断っても「本当にいいのか?!5個なら100元だぞ!」執拗に迫ってきましたw
いや,たくさん持ってて困るものじゃないけど,運ぶ際に邪魔だから要らないんだって...(これが商売ってやつか)
レーザーは,以前,某知合いにあげてしまっていて,自作したレーザプロジェクタ用にいつか買おうと思ってたのですが,たまたま現品を目の前で観てしまったので勢いで買ってしまいました.
深センで買ったのは1個800円ぐらい.
深セン(中国?)での買い物は値札がないので,店員から値段を毎回聞かないといけない(交渉の余地がある)わけですが,特段,安くも高くもなく,海外通販で買ってもあんまり変わらない値段なので,変にぼったくってるって感じでも無いんだと思います.
レーザーは唯一相場を知ってるモノで,なるほどと納得して買ったのですが,他の相場は全然分からずとも日本で買うより殆どの物が安いので,変に納得して買ってしまう深センの不思議な魅惑.
華強北の電気街
ついに,今回の目的でもある電気街にやって来ました.
漢字にするとそうなってしまうのでしょうけど,この厨ニっぽい名前がイイですね.
メイカー達の心をくすぐるのではないでしょうか.
中は,家電量販店のビルのサイズの中にびっしりと電子部品店舗が入ってました.汎用IC,LED,ケーブル,などなど専門的な店舗が入ってます.
改装前のラジオ会館みたい感じ(ただし深センの方が圧倒的に活気がある)ですね.秋葉原の(電気街としての)全盛期もあんな感じだったのかもしれませんね.
可変抵抗専門店では,ショーケース内に可変抵抗◯ッキーがあったり...
他に行きたい場所も会ったのでこの日は軽く見るて回るだけでした.
大型書店「深圳書城」
大剧院駅(大劇院駅)の近くにある大きめの書店です.
札幌の街にある紀伊国屋とか文教堂とか,それぐらいの規模(ローカルネタですみません).
とりあえず技術書コーナーに足を運ぶと,日本で見かける電子工作初心者用の本もアレば,家電の修理方法といった技術書など,色々置いてありました.
流石深センだからなのか,日本よりも実用的な電気系の書籍が多く置いてあるな,という印象を受けました.日本の書店においてある電気電子系の本は,初学者用の入門書か,コアな専門書かの両極端な気がします.
プログラミング系のコーナーはあんまり観てません.(さっと見た感じだと,これは日本と大体同じ感じでした)
こんな本もありました.
中身観てませんが,今思うと結構気になる...
時間的な都合と,そもそも読めないってこともあって,結局何も買わずに撤退.
帰り際,深圳書城の目の前に気になるものを発見.
9Dってなんだと思いながら,時間があったら次の日に行ってみようっと.
Walmart
深セン書城のすぐ近くにあります.
一部のお菓子は皆で後で食べてみたんですけど,どれもハズレはありませんでしたね.中国の伝統的な(?)お菓子は日本人の口に合わないこともあるんですが,これらはどれも美味しかったです.
まぁWalmartに置いてあるぐらいですし(アメリカのお菓子も多いです).
中でも,この肉が美味しかったです.
沢山の数は入ってませんが中で個別包装されてますし,空港のコンビニとかにも売ってましたので,おみやげにオススメです.
次の日に備えて
次の日はいよいよSeeed Studioの見学です.
見学に備えて早めに就寝.
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