Maker Faire Tokyo 2016出展 〜当日〜
ってなわけで,準備に引き続き当日のレポートです.
会場到着〜
札幌からだと飛行機で来ないと行けないところが,今は東京住まいなので北海道からすればビックサイトなんて目と鼻の先.といっても家からビックサイトは2時間弱ですごい近いって感じもしないのでMFTは2日間あったので,東京住まいといえど1泊分はホテル取りました.
DT&Tの活動でwood strand beestのソフトウェア担当だった,はかせみならいさんも遠方の北海道から参戦.
昨年と同じ場所かと思って会場入って直ぐ上に登ったらぜんぜん違うイベントやってて焦りました^^;
新しい会場は,ブース間の通路が広く例年よりも格段に動きやすく,広さに対してブース数が適切だったように思います.
DT&Tブース
昨年偶然にも二子玉川であった某イベントでGETしたテオ・ヤンセン本人の直筆サイン入り公式ガイドブックと一緒に,マシンを展示していました.
ロボットのカテゴリで応募して,希望通り展示場所はE-04-08ロボットの区画.(果たしてwood strand beestはロボットなのか?という疑問は持ちつつも)
残念だったのは足場.
ピンポイントで凸凹してるという...(´Д`)
脚に負荷がががががが
脚は過去に何度か破損したことがあったのですが,今回はなんと幸いにも壊れず動かし続けることが出来ました.(予備パーツの出番は無かったけれども,作ってきてくれた後輩ありがとう!)
途中で置物にならなくて本当に良かったです.
(実は,脚は無事でしたがクランクシャフトを固定するためのネジ穴がダメになってネジが外れるというトラブルはあったんですけどね...接着剤様様...)
永く使っていると,いろんな不具合や弱い所が見えてきます.
次作るときは全面的に設計を見直して堅牢にしたいですね.
作る機会は果たして???
周囲の反応など
wood strand beestは,自分の中では色んな思い入れや意図ある作品なのですが,そんなことは関係なく,何か動いているモノがあると,それだけで人は「何だろう」と反応するものです.
子供は視点が低いせいか,立ち止まって観る子も結構いました.あの独特の動きに気持ち悪さのせいか,子供に近づくようにbeestを仕向けると子供は後ずさりしていたり.
その素直な反応もまた面白かったり.
知名度
大人からの反応ももちろんありました.
流石,東京というべきなのかMaker Faireだからなのか分かりませんが,今までの展示イベントに比べ体感的にstrand beestの知名度は高かったです.
2015年にあった”二子玉川のイベント“のことを知っている方や,中には実際に行ったというMFT来場者もいてビックリ.
自分も(あのときは北海道住まいだったけど)行った一人だったりするので
(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマイパーイな気分で嬉しかったです.
そういえば,知名度が高いのは中外製薬のCMで起用されたこともあるのかな?
(札幌ではそのCM見てないような)
他ブース
向かい側のブースには,あの超ハイクオリティのロジコマ!
赤いモノに反応して動く仕様だったので動作させて放っておくと正面のロジコマの方向に歩いて行くという事態に(笑)
台灣,中国からも!海外のも行ってみたいね!
振り返ると全然写真(Flickr)が無い!orz
撤収
MFT出展を終えて
人に見てもらうという機会
趣味で作ってるとは言え,他の人からの評価はやはり気になるものでして,こういった展示会に出すと生の声が聞けたり,反応を見れて面白いです.ああ,こんなところに注目するんだとか,この拘った部分にこの人は気付いてくれたとか.
実際のところ,それが重要なモチベーションだったり.
コツコツと
社会人になった思うのは,日々の生活での時間制限もありながらやるのは体力,タイムマネジメントは大事ということ.学生の時のような無理(徹夜とか)は日々の生活に支障をきたすので難しい.
学生時代,そんな風に工作していること多かったんだなあと思い知らされました.何かしらの衝動のようなもので取り掛かる事が多くて,やるときは一気に仕上げるスタイルとでもいいますか.
コツコツと進めるの苦手なんだよなぁ...
自律型は珍しい?
終わった後,共同制作者 はかせみならい さんと話しで「今回のMFT2016の出展の中でwood strand beestのような”自律型ロボット”と分類される展示はあまり見かけなかったね」という話題がでました.
自分は全然気付きませんでしたが,はかせみならい さんはロボット研究者だけあって敏感ですね.
※ここではあえてロボットと呼ぶことにしておこう
確かに,コントローラで動かしたり,とあるパターンで動くモノは多く見かけましたが,ロボットが人に反応して動き,人もまたその動きに反応してしまうといったインタラクティブなロボットは珍しかったのかもしれません.原理とか機構とか抜きにしても子供も大人も楽しめる展示になっていたとすれば,それは嬉しい副産物です.
はかせみならい さんはこれからも「自律型ロボット」で攻めていきそうですね.
さて,自分は...また衝動が走ったら何か作っていくことでしょう...
(MFTでモチベーションを補充したはずなのに適当)
お疲れ様でした.
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